GT−Rマガジン筑波対決

+ストリート対決

2006.08.24


GT−Rマガジン筑波対決!

”GT−Rマガジン”(Gマガ)ってGT−Rにお乗りの方なら、
1度は手にした事が有るでしょう!
昨年、マインズ対MCRって感じの記事が有りましたが、覚えておられますか?
今年はなぜか?うちも参入!になって、3社で対決!になりました。
サーキット編は筑波サーキット、ストリート編が京都は嵐山・高雄パークウェイです。

当店のお客様はご存じだと思いますが、僕は「対決!」とか「勝負!」のような内容は
超苦手で取材を受けるか否か迷いました。
編集長の熱意と他社のデモカーに乗れるような内容らしいので、
参加させて頂く事にしました。

まずは筑波サーキットでタイムアタック号対決!
突然、長期休暇中から起こされた”きいろぼん”
かれこれ2年も動いてなくて3年半は開けていないエンジンで「対決!」は
やっぱり他社に失礼ですよね!
でもまあ、対決って言っても、2社や3社なので、
皆さんもそれほど目を三角にされる事も無いだろう?
と、高をくくっていたのですが・・・・
筑波へ行って「ええっ!みんなマジなんや!」って感じでした。
うち以外の2社は、サービスカーは有るわ、スタッフも大勢でタイヤも山盛り!(^◇^;)
僕たちは、手持ちの工具とタイヤ1セット・・・・。
ほんまに失礼しました!って気分でした。
ミーティングの時から、あれこれとまじめな内容で、打ち合わせ
パドックに流れる張りつめた空気・・・・更に「マジモード」再確認でした。

走行中の内容はGT−Rマガジンを購入して読んで頂くとして

結果は、当然のようにうちがべべチャコでした。
ただ、タイムを見るとマインズさんと1.2秒差?MCRさんと1.0秒差でした。
筑波はよく分かっていないので、1秒の重さを知りませんので何とも言えませんが、
想像していたよりタイム差がありません。
もっとまじめに取り組んでいたらもしかして・・・・もしたら話はやめますが、ちょっと思いました。

ターザン山田選手のドライビングも大幅にタイムを縮めて頂いてると思います。

記事には出ないと思いますが、フィーリングチェックで編集の方を載せて、僕が運転した時
人を乗せているので、当然、僕のがんばってる!(と言っても知れてますが・・・)の
70%程度で流して4秒台やったらしいです。
えっ!?って感じでした。
”ぷーちゃん”のブーストアップ+Sタイヤで5秒ですから、既に勝ってる・・・?
恐るべし”きいろぼん”って感じでした。

いよいよ他社のアタック号に乗らせて頂く事になりました。
マインズ号に乗らせて頂いた第一印象は「軽る!」ですね!
”きいろぼん”約1.6tに対してマインズ号約1.45tですので当然ですが・・・。
GT−Rのまったり重たい感じがありません。

MCR号に乗らせて頂いた第一印象は「堅っ!」ですね!
箱をホワイトボディーから作られたそうですので、それも納得。
低中速のトルクがとてもあって、”きいろぼん”が2.8Lの頃を思い出しました。
聞くと2.8L+VCAMらしいので、当然と言えば当然ですが・・・。

両社の車作りの方向性がとても似ているように感じました。
感じた事は「軽い」「クロスチックなギア比」「パンパンのブレーキ」
僕の想像と違ったのは「足が堅い」「暴力的な加速感が無い」ですね!

物凄く大量のデータが積み上げられている感じがしました。
本気でタイムを削ると言うのは、こういう車作りをしないといけないのか!?って感じでした。

日本を代表すると言っても過言ではない車両に乗らせて頂き、感謝しています。
ありがとうございました。

ただ、良くも悪くも僕には「同じ方向性でタイムを削りに行く車は絶対作れない!」
と確信できました。。

僕が求めているチューニングカーとは、質の違う乗り物でした。
僕はどうしても、「ええ音ぉ〜!」とか「んん〜〜この臭い!さいこー!」とか「速っ!怖っ!」
「かっちょええぇ〜!」のように、”感覚的に”乗っていて楽しい!見た感じもハッとするような
ワクワク感を求めてしまいます。
僕も立場上は”勝ち負け”や”タイム”は求めないといけないんでしょうが
そんな物は何となく「結果論」って感じなんです
一人の車好きのおっさんとして、たとえべべチャコでも乗っていて楽しく!ワクワク!できる
”きいろぼん”が大好きです(^o^)v

 

 

ストリート対決!

2006.08.28

先日の筑波に続き、今回は、嵐山・高雄パークウェイに集合です。
今回は、ストリート仕様という事で、どんな感じか、とても楽しみでした。
パークウェイで、まずは、プロドライバーの試乗です。
僕たちからは、見えないところで走行チェック!
そこそこの速度で走られたようです。

で、いよいよ僕たちの試乗タァ〜イム!

まずは、マインズ号から・・・
スタートして、いきなり思ったのが、「ふわふわやぁ〜!」ですね!
足が良く動くというか、車高も高いのでストローク感はあるのですが
あまり接地感がなく、ちょっと怖い感じです。
ブレーキの効き味はキャリパーの見た目と違って至って普通でマイルド。
例によって加速感はありません。
ふわふわした感じが怖くて、アクセルきっちり踏めてないだけかもしれません。
桂選手の話ですと、サスペンションはあれで良いそうで、
”路面への追従性が良い”と言う事になるようです。
僕のような、ドライバーレベルの低い人間には、接地感が無く、怖いだけでしたが
もっとハイレベルな運転をすると、きっとすばらしいサスペンションなのだと思います。

続いて、MCR号・・・
これは、楽しい!
速いし!音でっかいし!キビキビ走るし!それはもう!ワクワクします!
まさに、僕のイメージするチューニングカーですね!
節々、不良の臭いがするのが、これまたええ感じ!
スクランブルスイッチとか、おもちゃもちゃんと付いていて、いろいろ楽しめます。
ブレーキの踏み代が変わるのが気になりましたが、キャリパーの調整?が
もっと高温向けにしてあるそうで、もっと温度が上がるとバッチリになるそうです。
(1.0kがどうの、1.6kがどうのって締め付けトルクの話しておられました・・・
僕はよく分かっていません・・・)
この車両で、ゲートが開いたら完璧!におもろいです。
小林氏は「本当はこんな車が好きなんちゃうんかなぁ〜」って思いました。

うちは、”銀次”ですが、これまた、両車とコンセプトが違うので直接比較は難しい・・・
マインズ号とは、筑波でもそうでしたが、比べても意味がない感じ・・・
マインズさんのコンセプトは知りませんが、あまりにもコンセプトが違いすぎる気がします。
MCR号は”きいろぼん”と並べてみる車両ですね!
ストリートと言うには、シートに座っただけでやる気が出てしまいそうな作りで
乗ってる間中、がんばっていないといけない感じがちょっと疲れそうな車両ですが、
”きいろぼん”と似たような「乗ってて、楽しい!」臭いがします。
サーキット寄りのストリートカーですね!

”銀次”は純粋にストリートカーですので、「大人のGTを目指す!」がコンセプトですから
これまたみなさんとちょっと違うところにポイントが有ったりするんですよねぇ〜
僕なりの「大人のGT」って、どこかへ出かける時、ちょっと遠回りしたくなるような車って
イメージなんですよ!感覚的でわかりにくいと思いますが・・・。

「がんばる!」と疲れるし、「あきらめる!」とつまんないし・・・
で「がんばらない!」けど「あきらめない」と”銀次”になる!かな!?

応援して下さったみなさん ありがとうございました


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